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2年目の鬼怒川Inpression

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ハッチ&ライズ    (モデルさん、無許可で掲載ごめんなさい)


解禁から9回足を運んだ今年の鬼怒川。たいした回数ではなくデータと呼ぶには少々無理もあり、おこがましくもあるがある程度の印象をまとめてみたい。


午前と午後:
解禁直前の下見では流れも前年から変わりなく各ポイントともライズが見られた。解禁からしばらくはハッチ・ライズの中心は11:00前後から14:00に集中する傾向で、これも昨年と同じように感じた。午前中は主にガガンボに対するライズが印象に残り、午後に入ってのヒラタ系のハッチに対応するのが難しかった。今年は特にナミヒラタで苦労した。

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ガガンボ    (太いボディに注目)

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ナミヒラタカゲロウ   (難解な水中羽化型)


つまり解禁からのこのようなハッチサイクルでは午前中のガガンボである程度の決着をつけておかないとその後の釣りが難しくドツボにハマってしまうことが多かった。何かしらの満足感を持って帰路につくには午前中が重要ということ。

ガガンボも水中羽化だが、あの足の長さからか水面幕を割れずにオタオタしたヤツが多い気がする。溺れる個体も数多くいるような印象を受ける。


天候:
解禁直後は晴間の見える天候でもライズを発見することがあるが、季節が進んでくると晴れの日のライズは期待できない。
つまり晴天時の水面に虫の姿は少なく、よしんばハッチが認められてもそれに対する魚の反応は無いに等しい。

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フタバコカゲロウ   (静止した時の開いたウイングが特徴)

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エラブタマダラカゲロウ   (ダークな色調のウイングが目をひく)


逆に曇天から小雨(ミゾレ)まじりの天候ではコカゲロウを中心としたハッチが盛んで当然ライズに結び付くことも多い。
ハッチの順番は午前にガガンボが、昼からはフタバが始まり続いてエラブタというのが定番か?ガガンボが姿を減らして大型のカゲロウが現れる頃になっても、小雨の日などにはエラブタが現れてヤマメが偏食することがあるような気がしている。

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フタバでの一匹    (ハッチの少ない日だったがフタバの出現で救われた)


複合の大量のハッチ時には自分の感性、直感を信じてフライを選択。なんとか結果につなげたいものだ。
虫の種類としての選択はもちろん、水面へのからみ方も重要(ドライの場合)。ライズフォームや足もとに流れてくる虫の形状などを参考にしながら、ライズ開始から間をあけずに投じるフライを選択したい。ライズは開始から数回の間が最大のチャンスでここに全神経と感性を投じたいものだ。


水中羽化なのか水面羽化なのか:

午前中、普段ならまだライズもあまり見かけない朝。プールの開きから下のフラットで連続して複数のライズに遭遇した。
これといって水面に目立つ虫も見えないのだが、頻繁にライズは起こる。正体はトビゲラだった。


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ナガレトビゲラ   (個体名は不明)

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シマトビゲラ   (個体名不明)

今年はナガレトビゲラとシマトビゲラのハッチ、それに対するライズを観察することができた。かたや水中羽化、かたや水面羽化だが、こちらとしてはシマトビに対するライズの方が都合がいいのだが・・・・・

カディス・ピューパというとグリーンのボディというのが大方の印象だろうが、実際にはオレンジに近いのもあり、グレーもありる。それはナガレトビでもシマトビにもあって、フライの色調として何種類が必要だろうか。

水中羽化の虫を対象とした釣り、このナガレトビ、フタバコカゲ、ヒラタ類などは個人的に不得意な部類でいつも苦労する。
したがってイマージャーとして水中羽化を演出するのではなく、羽化失敗個体になんとか活路を見出すしかない。
フライのパターンとしてはたとえばフタバのDDとエラブタのDDは色調を変えるだけで、羽化形態は異なっていても姿形は同じようなものだ。


モンカゲロウ:
すさまじい集中ハッチに出くわし、派手にライズする大きヤマメを前にして成す術もなく指をくわえている状態。モンカゲロウのハッチ・ライズだ。

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モンカゲロウ   (なが~いボディが印象的)

過去にも何回かそうした絶望的な状況に陥ったことがある。これまでなぜか棚上げにしていて、まったく対抗措置をとっていなかったが、来期に向けてこれはなんとかしなくてはならない、と思った。今回はその後のエラブタに救われたが、あのままであったらボウズ必至であった。

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背中の盛り上がったヤマメ

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今年前半のハイライト

3月 4回     4月 4回     5月 1回     合計9回の釣行。 12匹で内尺が3匹。自分としては上々な結果を残せて満足している。

この川の魅力、面白さはなんだろうか?ハッチとライズの連動性。解禁からベストコンシションの尺上が狙える。などなどあるのだが、ワケのわからない釣れなさ、だからこそのピッタリはまった時の充実感。秋のコカゲロウも体験してみたい。

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今のハッチを象徴するクモの巣

いよいよ来週から東北遠征を始めようと思う。しばらくはあのゴロタ石歩きから解放される。

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No title

鬼怒川みたいに広~いフィールドは小生苦手ですわ(笑)

ライズさえあれば目安がありますから
フライさえ届けば何とかなるのですが、
本流の釣りってどこ投げたらいいのかが
未だに分からずです

まだまだ不勉強ですね~

※明日、シャロム最上流部へ現地釣査に行ってまいります!

SAGE愛好会さん

本流はSAGE愛好会さんの釣りからすれば対局のようなものでしょうかね。まだ虫の出ている本流は手掛かりがありますが、これが初夏になると・・・そうりゃあもう修行のような辛い忍耐の釣りになります。
シャロム、建材不足で仕事も忙しいのでしょうね。とにかく魚の復活を祈るばかりです。

No title

こんばんは。
ハイ、全面的に同感であります。

キヌ、9回ですか!
というボクも先ほど数えたら9回でした、ヘヘ。
しかも、初回が4月9日ですから40日くらいのうち、
9回行ってたって・・・すごくないですか!
あきれます。

しかも明日も行きます。
ライズの釣りがやめられません・・・。

No title

プリントアウトして、取っておきたい記事ですね^^。

この川の魅力とは? 
わけのわからない釣れなさ、週ごとに徐々に変わっていくハッチ、それに対する課題、
FFのおもしろさと、難しさが凝縮されているところ?

Flyfishistさん

これだけ熱を上げる理由・・・FFそのものがそこにある気がするんですがね。当然釣りスタイルは様々なんでしょうけど、その根っこのようなものがあるようなそんな気になります。時計を戻して解禁からもう一周やりたいです。

sakuさん

川と虫と魚とFFと・・・ストーリーがあるように思います。解けない謎のストーリー。解けた!と思うけど、次には次の展開が・・・

No title

こんばんは。

川も虫も魚!そして釣り人の写真素晴しいですね!

来年も鬼怒の良い魚と虫!期待しております。

さて、いよいよ東北スイッチですね!!

OBAさん

写真ねえ・・・・・それ褒め殺し。
なんか随分水位落ちてきて、これでは釣り上がりできますね、きっと。
へたすれば減水傾向なんじゃあ??ちょっと考えないといけないですね。
プロフィール

somebin

Author:somebin
東京都練馬区在住
FF歴35年を超えました。まだまだ修行中の身なれど
少しでも役に立つ記事が書ければ幸いです。

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